子育て 暮らし

現耳鼻咽喉科医がネットで口コミがいい鼻吸引器を使ってみた結果!

パパ

こんにちは!サカサマ夫婦のパパです。

今回は、『子どもの鼻吸引器』をテーマに記事📝を書いていきたいと思います!

私も1歳になる娘を持つ新米パパですが、幼い子供をもつ親御さんは鼻風邪からの中耳炎👂というあるあるのパターンを一度は経験された事があるかと思います💦
すぐに病院🏥に連れて行ければいいのですが、仕事で忙しかったり、特に現在のようなコロナ禍では、なかなかすぐに受診出来ないのが悩ましい問題です💦

我が家の娘👶も頻繁に鼻風邪をひいて呼吸がしにくく全然寝れず、機嫌が悪いという場面によく遭遇します。
仕事では、鼻風邪をひいたお子さんに鼻処置(鼻水吸引など)をしてあげていますが、自宅ではいざ鼻風邪をひいた娘に何もしてあげられず「耳鼻科外来にある機械があれば、、、、」と無力さを感じていました。

そこでネットで評価が高い『鼻吸引器』を思い切って購入してみたところ、想像してたよりも便利だったのでご参考になればと思い記事にしてみました。

ただし、実際に使用した感想はあくまで個人的な意見なのでみなさんにとって便利かは保証できませんのでご注意ください。

パパ

では、以下の項目ごとに説明していきますね!

子供の体の特徴についても簡単にふれているので興味があれば読んでみてください☆

鼻吸引器の種類

購入するにあたってネットショップを色々とみて回りましたが、ざっと以下のような種類があり、口コミを覗いみると以下のようなメリット〇・デメリット×がありました☆

選ぶ上で何に重点を置くかで違うと思うのですが、耳鼻科医のパパとしては吸引力が大事なので設置タイプの電動鼻吸引器を選びました!

実際に購入した商品は、楽天市場で評価4.7と高いBaby smileのメルシーポットS-503です。(*現在はS-504の新しいタイプが出ており吸引力はそのままでさらにコンパクトになっているようです☆)
公式ショップはこちら⇨Baby smile

メルシーポットS-503を使った感想♪


以下に感想をまとめてみました!

買って良かった点①吸引力が強い
②吸引先が2パターンある(*別途購入必要)
③大人でも十分に使える
ここはもう少し改善してほしいなという点①少し機械音が大きい
②もう少し安価であれば助かる
③充電ではなくコンセントなので場所が限定される

上記まとめに補足すると

①洗浄に関しては、少し手間はありますがそこまで気にはならなかったです。
 たまに面倒くさいと思う時は実際ありました。
②吸引時の機械音に関しては、気になった理由は機械音が鳴ると鼻を吸われると察して子供が逃げる時があったからです💦
③上記でも記載しましたが、別売りの吸引先が便利でした。(*写真参照)

まとめ

正直、クリニックでの吸引に慣れているため半信半疑で購入していました💦

改善してほしい点なども書いてきましたが、結論から言うと、メルシーポットを購入して本当に良かったと思っています☻
どんなに静かでコンパクトでも吸ってくれなければ意味がないのでメルシーポットは少し高価ですが良い商品だと思います☆
実際に後輩二人に出産祝いとしてプレゼント🎁しました。
もし興味があれば購入してみてくださいね♪


*追記:我が家は、持ち運びタイプの鼻吸引器をもっていないのですが、ネットの口コミ等を見ていると『手動の鼻吸引器』が意外と使いやすく評価が高いので購入してみたいなと考えています!もし購入した際は、感想を記事にしてみます♪

パパ

ここからは、ちょこっとだけ耳鼻科の専門的な話をしていきます!

パパのちょこっと医療情報のコーナー待ってました!

ママ

子供の耳の特徴(構造)について

まず、『耳管』って名前を耳にされた事はありますか?
飛行機🛫に乗った際に耳抜きをされた経験があると思いますが、所謂耳管とは『鼻の奥と耳をつなぐ管』の事です。
耳抜きは、鼻の奥にある耳管の出口(開口部)から耳の奥(正式には鼓膜の奥=中耳)に空気を入れて気圧の変化でおきる耳閉感を解消させる行為です。

大人と子供(新生児・乳幼児)の耳管の構造には以下のような違いがあります!


①子供では、耳管開口部の位置が低い
②新生児期は、平行に位置している
③耳管が太くて、短い

さらに機能面でいうと、普段耳管というのは閉鎖した状態で嚥下(飲み込む)の動作で開口しすぐに閉鎖するという動きをしています。
しかし子供(新生児・乳幼児)では、この閉鎖機能が未発達な状態で、7歳頃まで耳管機能は成長していくと言われています!

どうして子供は中耳炎によくなるの?!

上記で記載したように、小児では耳管の構造・機能の問題もあり副鼻腔炎(蓄膿)による鼻汁の増加が中耳炎のリスクファクターになると言われています💦
その他、以下のような様々なリスクファクターがあります。(注意:下記が全てではないです!)

小児の副鼻腔炎(蓄膿)のガイドラインにおいて軽症の場合抗菌薬(*ばい菌をたおす薬)を投与せず鼻処置(鼻汁吸引など)が推奨されています!

なので、鼻風邪をひいて青っ鼻をだしているお子様がいてすぐに病院🏥に行けない場合は、中耳炎になるリスクもあるため自宅での鼻吸引器使用がいいかなと思います!

パパ

ただし、重症かどうかの判断は親御さんではできないので、病院にできるだけ早く受診するように心がけてくださいね! 
そして鼻吸引には、もちろん鼻血のリスクがあるため暴れて出来ないようであれば無理にはせずに必ず病院に行ってください!

参考になれば幸いです☆

-子育て, 暮らし
-, , , , ,